はじめての更正の請求 実践編(書き方・記入例)

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確定申告書の書き方について

更正の請求をするケースは少ないですが、ちょっと計算が間違っていた等もありますので参考に載せておきます。

下記の国税庁の確定申告書作成ツールで行えば便利です。
https://www.keisan.nta.go.jp/kyoutu/ky/sm/top_web_syusei#bsctrl

設定

本人 ジョブ サーチ H2年3月1日
妻 ジョブ サチ H3年3月3日
子供(16歳未満) ジョブ さあち H28年2月2日 

給与 4,000,000円
所得税 133,200円

特殊事例
今回は、前期の赤字の繰り越しを利用した申告書を提出したところ、前期は事業所得で専従者給与として申告していた妻を、事業をやめて就職したことで配偶者控除が使えたのに使っていなかったので、配偶者控除を使ったところで申告し直す方法です。

所得税確定申告書(更正の請求)

更正の請求は、訂正申告としては簡単です。当初申告の数字を左側に、訂正箇所の数字を右側に記入して申告するだけです。
今回は、配偶者控除もれを追加するだけなので、理由等もそのように書き込んでいます。
事業所得の経費もれや、控除証明書のもれは原本を持参したり、コピー等を添付しましょう。

今回の当初申告は、はじめての繰越損失 実践編(書き方・記入例)の2期目の数字をベースに更正の請求を作成しています。

内容としては、1期目に事業所得で赤字申告をしたところ、資金不足で廃業。2期目は就職して給与所得になり1期目の赤字と相殺して還付申告をした。しかし、1期目では妻を専従者給与を選択していたので配偶者控除を使っていなかったところ、事業を辞めたことにより配偶者控除が使えるようになった、という設定です。
※専従者給与と配偶者控除は重複して適用できません。

ただし、上記の設定がわからなくても、当初申告と訂正箇所の数字を変更した申告書を1枚で作ると考えれば、簡単に作成できると思います。

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