確定申告書の書き方について
それでは、具体的な源泉徴収票を元に確定申告書を作成した例をお見せします。
設定
ケース①
本人 ジョブ サーチ H2年3月1日
妻 ジョブ サチ H3年3月3日
子供(16歳未満) ジョブ さあち H28年2月2日
年収 2,500,000円
社会保険料 366,730円
所得税 36,400円
10月25日に退職
源泉徴収票
源泉徴収票から確定申告書を作成していきます。
今回は、個人情報部分や会社の住所等は省略しています。
金額をどこに記入するのかを確認してください。
所得税確定申告書
確定申告書は2ページあります(1表と2表)。
データの下にある切り替えボタンで確認してください。
まず、2表から源泉徴収票の情報を記入していきます。
その後、1表に数字を記入してきます。
※給与の所得金額欄のみ、自分で計算する必要があります。
https://www.keisan.nta.go.jp/h29/ta_top.htm#bsctrl
上記の国税庁のページだと自動で数字が計算されるので便利です。
結果として、13,785円の還付になります。
還付先の口座等、忘れずに記入しましょう。
退職した場合、通常は所得税を支払いすぎになっているため還付される可能性が大です。
確定申告書の作成の注意点
確定申告で間違いやすい事例
配偶者控除(妻の控除)を扶養控除欄に記入している。
16歳未満の子供を扶養控除に記入している。
2表の16歳未満の子供を「14扶養控除」欄に記入している。→「住民税に関する事項」の「16歳未満の扶養親族」欄に記入します。
社会保険料の金額を記入忘れていることもありますので、忘れずに記入しましょう。
16歳未満の子供は控除対象にならないため注意しましょう。
設定
ケース②
本人 ジョブ サーチ H2年3月1日
妻 ジョブ サチ H3年3月3日
子供(16歳未満) ジョブ さあち H28年2月2日
年収 2,500,000円
社会保険料 366,730円
所得税 36,400円
10月25日に退職
退職後、国民健康保険料 51,532円支払い、新生命保険料 120,000円の証明書が届いた。
所得税確定申告書(追加)
結果として、18,482円の還付になります。