A 領収書を発行してあげましょう
パーティーを開催した場合、科目は基本的に接待交際費になります。
100万円のパーティーを開きました 接待交際費 100万円
一部の方から祝儀50万円をもらいました 雑収入 50万円
これが、会費制の場合は次のようになります。
会費5000円で100人参加しました
100万円のパーティーを開きました 接待交際費 100万円
会費50万円をもらいました 接待交際費 ▲50万円
差引き 接待交際費 50万円
何が違うのかというと、総額の両建てにするのか、純額にするのか、の違いです。
会計上結果は同じ経費50万円になりますが、法人税上違いが生じ【可能性】があります。
それは、接待交際費の損金不算入です。
一般的に中小企業なら800万円まで全額損金になるので違いは生じませんが、もし多額の接待交際費が計上された場合、一部が損金にならない可能性があります。つまり、そういう意味で会費制の純額処理はメリットがあるということになります。
ちなみに、パーティーに演奏家を招く場合、報酬は源泉所得税の対象になりますので注意しましょう。